頭痛・偏頭痛 (反応点治療研究会症例集)

ズキンズキン・ジンジン、吐き気や動悸を伴う頭痛、また目の奥の痛み、後頭部の痛み: このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会が頭痛をテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクも合わせてご覧下さい。

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顎関節症に伴う片頭痛

40代 男性

初回
元々、腰痛、肩こり、胃痛などの治療を目的として来院していたが、それらの症状が改善され、顔の凝り、顎の痛み、そして側頭部の頭痛などの症状を訴え始める。(この頭痛の訴えが始まった来院時を初回とする。)
歯科医からは、顎関節症の診断を受ける。仕事で話す機会が多く、長時間人と話すとその痛みがひどくなる。また、口内炎や、歯茎の腫れがよくあるようだ。
今までの全身治療に加え、頭部で反応点の残る、鼻、咽、口腔と、側頭筋、咬筋などの咀嚼筋へ重点的にアプローチする。引き続き、毎週末1回の治療を続けていくことにした。

10回目
治療後しばらくは楽に過ごされるが、週末に近づくにつれ、頭痛、顎の痛みが、ぶり返してくる。顎まわりの反応点を細かく見ていくと、頬骨弓中央下に残る。表層だけでなく、深層の筋膜も意識して治療すると、施術直後から、「顎がとても軽くなった」と喜ばれる。

20回目
顎が楽になった分、側頭部の痛みが残り、すっきりしない様子。顎の筋肉と同様に、側頭筋もやや深く、そして広範囲に施術。口腔の反応点も欠かさず治療。最近は歯茎の腫れが治まっていることに気づかれる。

30回目
咀嚼筋と顔面部への集中的な治療で、気になるほどの頭痛は無くなる。体調も良く、疲れも感じにくい様子。休みが取れなかったり、仕事が立て込むとコリは感じるが、以前のつらさはないと言う。引き続き、メンテナンスとして治療を続けられている。

治療のポイントと反応点の状況
内臓では、眼、鼻、口腔、咽、肝臓、胃など。筋肉では、側頭筋、咬筋、外側翼突筋、胸鎖乳突筋などが顕著であった。筋肉については、浅層だけでなく、深層を狙って施術することで、よりすっきりとされていた。

治療の経過と感じたこと
緊張性頭痛は、よくある症状である。本症例は、頭部の筋肉の中でも、深部筋の筋膜を意識した施術で、より効果が見られた。ひどい痛みは表層部筋の筋膜(側頭筋、咬筋など)への刺鍼で改善したが、より爽快感を出すには、深部筋の筋膜(内・外側翼突筋など)へのアプローチも必要であると感じた。また、それら三叉神経支配の筋に影響が強い鼻腔、口腔粘膜の炎症等があげられ、そちらの反応点の回復と、口腔内のトラブルの改善があったことも、欠かせない治療ポイントであっただろう。

反応点治療研究会
芦屋市 SORA鍼灸院 森川真二

| SORA鍼灸院 森川真二 | 17:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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