夜中2時間おきに起こる激しい頭痛
症 例:40代男性
初診
7年前から、右目奥から右側頭部にかけて激しい頭痛に悩む。最近は夜中2、3時間おきに目が覚め、鎮痛剤などを服用している。脳外科や眼科などでの検査では原因が特定されていない、また薬を飲み続けることに不安を抱き、知人に紹介されてされ来院した。治療時に無意識に歯を食いしばる癖が見られた。咬筋,耳、咽、目、鼻など顔面部には強い反応が見られ、反応点治療による全身ケアを実施した。また、自宅でのセルフケアを指導し週に2回の来院を促した。
2回目
夜中に起こる頭痛が軽減したようだ。夜中に目が覚めてすぐさまセルフケアを行うと10分程で治まるようになったと安心されたようだ。顔面部の反応点に大きな変化は見られない。
4回目
寝付きもよく痛みで目が覚めることも無くなった。前回の治療から頭痛も治まり鍼治療の効果を感じているようだ。しかし、痛みに対する不安から薬を一日数回服用している。
現在
初診から一カ月が経過した。激しい頭痛も夜中に目が覚めることも無くなった。外出時には不安があるため薬は服用するが、その頻度は激減したようだ。自宅でのセルフケアは徹底して行っているようだ。顔面部の反応点は軽度の刺激で回復するようになっており、疾病の回復がうかがえた。
治療ポイントと反応点の変化
耳、咽、咬筋、側頭筋、目、鼻、肝臓、胃の反応点。咬筋の反応点は顕著に現れていた。
考察
原因不明と言われる頭痛で悩む患者は多いが、本当にそうなのかと考えさせられる症例であった。口腔、咽など慢性炎症、歯を食いしばる癖が筋緊張を促して、頭痛に発展したと考えられる。筋緊張の解消と顔面部器官の反応点の治療を行った。反応点の回復が進むに連れ頭痛が解消されたことから、治療の妥当性がうかがえる。初診時の問診で頭痛に対する恐怖と不安感を強く感じたが、治療の進展に伴って安定した。痛みの恐怖から逃れる方法を見つけた人の安堵感なのだろうか。
反応点治療研究会 大阪市
こころ はり灸治療院 中間善也
初診
7年前から、右目奥から右側頭部にかけて激しい頭痛に悩む。最近は夜中2、3時間おきに目が覚め、鎮痛剤などを服用している。脳外科や眼科などでの検査では原因が特定されていない、また薬を飲み続けることに不安を抱き、知人に紹介されてされ来院した。治療時に無意識に歯を食いしばる癖が見られた。咬筋,耳、咽、目、鼻など顔面部には強い反応が見られ、反応点治療による全身ケアを実施した。また、自宅でのセルフケアを指導し週に2回の来院を促した。
2回目
夜中に起こる頭痛が軽減したようだ。夜中に目が覚めてすぐさまセルフケアを行うと10分程で治まるようになったと安心されたようだ。顔面部の反応点に大きな変化は見られない。
4回目
寝付きもよく痛みで目が覚めることも無くなった。前回の治療から頭痛も治まり鍼治療の効果を感じているようだ。しかし、痛みに対する不安から薬を一日数回服用している。
現在
初診から一カ月が経過した。激しい頭痛も夜中に目が覚めることも無くなった。外出時には不安があるため薬は服用するが、その頻度は激減したようだ。自宅でのセルフケアは徹底して行っているようだ。顔面部の反応点は軽度の刺激で回復するようになっており、疾病の回復がうかがえた。
治療ポイントと反応点の変化
耳、咽、咬筋、側頭筋、目、鼻、肝臓、胃の反応点。咬筋の反応点は顕著に現れていた。
考察
原因不明と言われる頭痛で悩む患者は多いが、本当にそうなのかと考えさせられる症例であった。口腔、咽など慢性炎症、歯を食いしばる癖が筋緊張を促して、頭痛に発展したと考えられる。筋緊張の解消と顔面部器官の反応点の治療を行った。反応点の回復が進むに連れ頭痛が解消されたことから、治療の妥当性がうかがえる。初診時の問診で頭痛に対する恐怖と不安感を強く感じたが、治療の進展に伴って安定した。痛みの恐怖から逃れる方法を見つけた人の安堵感なのだろうか。
反応点治療研究会 大阪市
こころ はり灸治療院 中間善也
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| こころはり灸治療院 中間善也 | 09:45 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑